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いつ売るべきか

 多くの人が『いつ株を買うべきか』は考えますが、『いつ株を売るべきか』について真剣に考えることがありません。

 株式を買った値段と売った値段のどちらがより重要視されるべきなのでしょうか?多くの人が売り買いを判断する場合も、雑誌などで銘柄が推奨される場合も、買うタイミング・買う値段にばかり注目が集まって、売るタイミングや売る値段について語られることがほとんど無いといっていいでしょう。

 冷静に考えてみると、最高値で買ってしまった場合を除き、株式は買った値段よりも少なくとも1円は高く売るチャンスがあります。これを踏まえると、売るタイミング・売る値段によって自分が損するか・得するかについてはコントロールできるというわけです。いくらで買うのか考える労力よりも、いつ売るのか・いくらで売るのかを考えた方がより有利な取引をできる可能性が高いといえるでしょう。

 ただ、相場の波によってはいくら待っても売値が買値を超えてくれないということもあるでしょう。待ちすぎて何年も塩漬けになったりしないように・・・。

 相場のアドバイザーを自称する人は、大抵の場合『買いの技術』ばかりを語ります。買っても売らなければ利益は確定できませんよね?そんなアドバイザーの話は聞くに値しません。多くのセミナーや株式投資の本では、「ここで下から上に突き抜けたので買いです」とか「こんなタイミングで買いを入れます」とか、そんな話を熱心にしてくれることでしょう。話をする側は実際には買わないでしょうし、セミナー代金が回収できたり本が売れたりすれば十分儲かるんです。もっとも、買いの話で終わらない人がいたとしても、売りの話までするだけではまだまだ不十分ですが。

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