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国有林投資は98%が元本割れ

 林野庁が実施している『緑のオーナー制度』によって成長した木の販売額が低迷しているために、50万円の出資に対して販売額が29万5千円にとどまり、98%において元本割れを起こしていることが明らかとなりました。

 緑のオーナー制度は1984年に創設され、一口50万円で合計500億円の出資金を調達しています。この投資に出資を行った団体・個人は8万6千。2006年度に販売された森林160箇所の内、出資額を落札額が上回ったのはわずかに4箇所でした。この投資で平均落札額が50万円を上回っているのは1999年度だけと散々な結果になっています。この年度だけに当たった人は物凄い強運といえば強運なのですが。

 2007年10月追記:林野庁は緑のオーナー制度について、元本割れの損失補てんはしないと決定しています。今回の緑のオーナー制度での元本割れ問題は、1993年度までパンフレットにリスクについて記載されていなかったために出資者が損失補てんを求めていました。

 ちなみに、北海道森林管理局のページでは(もちろん)現在緑のオーナー制度の募集はされていません。が、Q&Aのページが存在します。そこでは元本割れについて述べていますが、これが当時は無かった、ということなのでしょうか・・・。まぁ、政府が主導したファンドだからといって儲かる、とか安心だ、と思って投資したほうも悪いんですけれどね。もともと経営者や資金管理者ではない、経営のセンスや運用の能力があるかどうかもわからない人たちが設定したファンドに大金をぶち込んでいるのですから・・・。

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